NO MORE 化学兵器2018「基地公害と化学兵器被害の実態から見えてくるもの」開催のお知らせ

 

毎年、遺棄毒ガス兵器(化学兵器)による被害を知ってもらうべく、年に一度開催しているNO MORE化学兵器を今年も開催します。

 

今年のゲストは、地道な調査に基づき、米軍による日本の基地公害の実態について暴いた衝撃のルポを出版した、ジャーナリストのジョン・ミッチェルさんをお招きし、お話を伺います。

 

ぜひ、足をお運び下さい!

 

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EVENT INFORMATION


NO MORE 化学兵器2018━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「基地公害と化学兵器被害の実態から見えてくるもの」
 
Details ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
019年1月26日(土)
14時〜16時半(13時半開場)@文京区民センター2-A
申込不要/資料代¥500/22歳以下無料(※要証明)
 
基調講演「日本における遺棄毒ガス被害の現状」北宏一朗/毒ガス研究者

講演「追跡 日米地位協定と基地公害 『太平洋のゴミ捨て場』と呼ばれて」 
               ジョン・ミッチェル氏/ジャーナリスト
 
Concept ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 70年以上にわたり、米軍基地は、米軍が使用する放射性廃棄物、枯れ葉剤、劣化ウラン、PCB やヒ素などの有害物質で日 本を汚染してきた。そして、高濃度の毒物が河川、海、土壌を汚し、米軍兵士や軍雇用員、地域住⺠の健康を害してきた。環境意識の高まりから米国内や他国では浄化に乗り出すが、日本では地位協定が基地公害を隠蔽する。
一方、大戦中、日本陸海軍は国際法に反し、毒ガス兵器を製造し、戦闘で使用。敗戦を機にそれらの隠蔽を図り、中国及び日本国内に遺棄した。そして、そうした遺棄毒ガス兵器(化学兵器)によって、戦後、何ら関係のない人びとがそれらの兵器 に触れ、曝露し、働くことのできない体になっている人も多い。しかし、被害者は、何の補償も受けず、自力での生活を強いられている。
 この二つの事実から、汚染物による被害実態について考えたい。今年は、沖縄や横須賀基地などの知られざる汚染を暴き、今年5月に「追跡 日米地位協定と基地公害『太平洋のゴミ捨て場』と呼ばれて」を出版したジョン・ミッチェル氏に、沖縄で起きている基地公害の実態について伺う。
 
Access ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
▼文京区民センター 〒113-0083 東京都文京区本郷4-15-14 
都営三田線・大江戸線「春日駅A2出口」徒歩2分
 
主催 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
化学兵器被害解決ネットワーク
 

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Book Information


 

追跡 日米地位協定と基地公害

「太平洋のゴミ捨て場」と呼ばれて

 

ジョン・ミッチェル著、阿部小涼訳

岩波書店

¥1,900(税抜)

 

https://www.iwanami.co.jp/book/b358691.html

about Jon Mitchell


ジョン・ミッチェル ジャーナリスト 「追跡・沖縄の枯れ葉剤:埋もれた戦争犯罪を掘り起こす」(高文研)「追跡・日米地位協定と基地公害」(岩波書店)著者。2015年、日本外国特派員協会の「報道の自由推進賞」の「報道功労賞」を受賞。1974年イギリス生まれ。1998年に来日して以来、沖縄の人権問題、化学兵器、軍隊による環境汚染の問題などを取材。沖縄の米軍基地報道は新聞各紙で採り上げられ、また、その取材を元に製作された琉球朝日放送のTVドキュメンタリー番組「枯れ葉剤を浴びた島:ベトナムと沖縄・元米軍人の証言」(2012年)は、日本民間放送連盟賞 テレビ報道番組 優秀賞を受賞している。2016年から沖縄タイムス特約通信員。明治学院大学国際平和研究所研究員。

 

ジョン・ミッチェル氏ウェブサイト:https://www.jonmitchellinjapan.com/

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