6月23日(土)成蹊大学アジア太平洋研究センター主催 公開シンポジウム 「化学兵器とアジア―現在進行形の加害と被害を考える」開催のお知らせ

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CONCEPT

 

 この公開シンポジウムの目的は、一般の市民・学生参加者とともに、現代の化学兵器をめぐる加害と被害の事実について、「現実的で身近な問題」として知り、考えることである。

 

  二度の大戦下で悲惨な結果を生んだ化学兵器は、戦後、いわゆる「化学兵器禁止条約」(1993年締結、1997年発効)において、その使用だけでなく、軍 事目的の保有や研究も多国間条約で禁止された。しかし、旧日本陸・海軍は、戦時中、毒ガス兵器を研究・製造・使用し、中国はもとより、東南アジア全域で使 用した。敗戦時、旧日本軍が証拠隠滅のため河や海、土中に投棄したため、戦後73年たった今でも、日本や中国で、遺棄された毒ガス兵器による被害者が後を 絶たない。 中国では、被毒時に即死した者もいれば、長年苦しみながら、死に至った者、二次被害により名前を変えて生きる者もいる。日本では、2000年以降、神奈川 県寒川町、茨城県神栖町、神奈川県平塚市と毒ガス被害が続出。多くの被害者達が自力での闘病生活を続ける中、昨年、寒川の被害者の一人が、14年半の闘病 生活の末、亡くなった。

 

  毒ガスによる被害は、働けなくなるほど甚大な全身障害をきたしている。呼吸器、皮膚、消化器系や循環器系疾患にとどまらず、神経症場が生じる可能性も指摘 されている。しかし、国は一切の補償をしていない。被害者達は切り捨てられたまま、孤独な生活を強いられている。このように、日本やアジアにおいても化学 兵器による加害と被害は、現在進行中の問題なのである。

 

 本シンポジウムでは、中国・日本・アメリカにおける化学兵器の問題に精通し、被害者救済や企業責任などをめぐって、精力的に研究、行動している5名の登壇者を迎え、それらの知見を共有しながら、私たち自身の責任について考えたい。

アクセス


◎成蹊大学までのアクセス(写真付)

https://www.seikei.ac.jp/university/aboutus/accessmap.html

 

  最寄り駅:JR中央線・総武線・京王井の頭線【吉祥寺駅】

 

  徒歩▶吉祥寺駅より徒歩約15分

 

  バス▶吉祥寺駅北口バスのりば 1・2番より 関東バス約5分「成蹊学園前」下車

   ※土曜日ダイヤです。お気をつけて下さいませ。 

 

  ▼のりば1 

  【吉73】向台町五丁目行(武蔵野大学経由)

   http://www2.kanto-bus.co.jp/blsys/tm/cur/sp/SPTT02101-1-0101.html

 

  【吉72】桜堤団地行(武蔵野大学経由)

   http://www2.kanto-bus.co.jp/blsys/tm/cur/sp/SPTT02101-1-0404.html

 

  【吉54】武蔵野市役所行

   http://www2.kanto-bus.co.jp/blsys/tm/cur/sp/SPTT02101-1-0505.html

 

  ▼のりば2 

  【吉53】緑町二丁目経由柳沢駅行(緑町二丁目経由0

   http://www2.kanto-bus.co.jp/blsys/tm/cur/sp/SPTT02101-2-0101.html

 

  【吉51】武蔵野営業所行(成蹊学園前経由)

   http://www2.kanto-bus.co.jp/blsys/tm/cur/sp/SPTT02101-2-0303.html

 

 

 

◎成蹊大学に着いてから会場(4号館)までのアクセス|成蹊大学キャンパスマップ

https://www.seikei.ac.jp/university/pdf/campusmap.pdf